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時の過ぎゆくままに・・・歯科医のつぶやき
  
【令和元年にちなむ特別切手(その1)】

白露。朝夕と過ごしやすい季節になりました。
十五夜の月見のシーズンですネ。

さて、私の趣味を少々……
かもめーる(=暑中見舞官製はがき)の3等賞に『令和元年・特別小型シート』なるものがあります。
郵趣仲間から、素敵な初日印を押されたお手紙を拝受しました。
ご披露させて頂きます。


※ ≪小型シートの意匠≫
「令和」の由来である万葉集「梅花の歌」序文の
『 初春の“令”月にして   氣淑く風“和”ぎ
      梅は鏡前の粉を披き   蘭は珮後の香を薫らす 』
にちなみ、月と白梅を題材にしたデザイン。

※ ≪当選番号≫
下2ケタ“00”……令和を意識したのか当選番号が、“零・輪”??

 令和元年特別小型切手シート
【令和元年・特別小型切手シートのFDC(切手発行日の記念押印カバー)】


 
  
【令和元年にちなむ特別切手(その2)】

初春の令月(れいげつ)にして
氣淑(きよ)く風和(かぜやわら)ぎ

梅は鏡前(きょうぜん)の粉(こ)を披(ひら)き
蘭(らん)は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かお)らす
≪万葉集≫

【訳】
初春、麗しい月に爽やかな風が吹く。鏡の前で女性がおしろいをつけているように白い梅の花が咲き、貴人が身につける香り袋のように蘭の花が薫っている。

【解説】
 令には「せしめる」という使役の意味もありますが、ここでは「麗しい」「立派な」という意味で用いられています。美しい大自然を愛で、自然と共に生きる日本人の感性を如実に現代に伝えてくれています。
 お互いに美しい心を寄せ合い、一人ひとりが希望を持って自らの花を大きく咲かせる時代にしていきたいものです。
 
【お年玉付年賀はがき・ダブルチャンス賞「令和元年」切手シート】
(100万枚に4本の当選確率。シリアルナンバー入りは、ヤフオクなどで50万円前後で取引)
左側切手ならびに余白;朝暘霊峰・左隻(横山大観 画)/右側切手;田子之浦(五姓田兼松 画)
 


  
【令和元年にちなむ特別切手(その3)】

 “1,000円切手”知っていましたか?
封書(=82円)・はがき(=62円)に対して、1,000円切手って、どんな使用例があるのかしらと思われる方も多いと思います。
 小包(=ゆうパック)の送料で使えそうです。

 さて、令和時代に郵趣仲間から拝受した、貴重な使用例をご披露させて頂きます。

 (1)封書 82  
 (2)配達証明 310  
 (3)速達 280  
 (4)書留 430  
 (5)5万円賠償加算 +21  
 合計 1,123  円

 消費税引き上げに伴う郵便料金の改正があります。(封書;84円・はがき;63円へ変更)
10月1日から、1000円、30円、3円切手は在庫限りで販売中止。
 これらの切手を組み合わせた実逓便なのです。

 なんと、消印は「愛知西尾八ツ通」局(D欄櫛形・混合印←唾垂れのマニアックな消印なのです)

手紙