丸型ポストフェスティバル 2018 in ふみの街 西尾
平成30年3月17・18日の2日間に渡り、愛知県西尾市で開催された“丸型ポストフェスティバル”
愛知県・大村知事、西尾市・中村市長をはじめとする来賓の方々。
2日間で、300人を超える参加者がありました。
また、『通信文化新報』に特集記事として掲載されました。
『通信文化新報』の特集記事(PDF版0.7MB)
丸型ポストフェスティバル 2018 in ふみの街 西尾
歯科とは、直接の関係はないのですが……
@カワサキは、“丸型の郵便ポスト”にかかる活動も、個人的な趣味の範囲で行っています。
文化的、教養的、人文的な側面が強いのですが、ご紹介させて頂きます。<m(__)m>
今年も、丸型ポスト愛好家のための集いを開催いたします。本年は、愛知県西尾市です。
【開催日】
2018年3月17日(土)・18(日)
【会 場】
● 第1部;3月17日(土)
13:30~17:00
松鶴園2F美空間“松遊”(情報交換会)
17:30~19:30
とんかつ錦(懇親会)
● 第2部;3月18日(日)
10:00~12:00 井桁屋公園
(おもてなしまごころポスト10周年記念イベント)
≪ご案内のチラシ≫
丸型ポストフェスティバル 2018 in ふみの街 西尾
愛知県西尾市は、抹茶の生産日本一。
通常のポストの色は“赤”ですが、地域の特産物である抹茶に合わせて“緑”色の珍しい丸型ポストです。
『おもてなしまごころポスト』(=抹茶色丸型ポスト)で、皆さまをお迎えします。
“丸型ポスト”を通した、郵趣・絵はがき・地域おこし・人と人との“絆”……
楽しい交流を今年も開催します。(*^^)v
丸型ポストフェスティバル 2018 in ふみの街 西尾
【記念スタンプ】
芸術的なお題をひとつ……
@カワサキが、親しくおついあいさせて頂いている画伯がいます。
日本人で唯一、モナリザの複写をルーブル美術館より認可された、斎藤吾朗先生(=西尾在住)です。
その斎藤画伯に丸型ポストフェスティバル2018の記念ハンコの原画を作って頂きました。
下の写真等は記念ハンコ(=消しゴムハンコ)実物と、原図のカラーバージョンです。
≪記念ハンコ・意匠の説明≫
西尾局の風景印の図柄が茶壺と御殿万歳ですのでポストと組み合わせました。万歳の太夫の顔は功労者の庄司巧さんとしました。西尾は「文、史、書、踏み」の多いことから「ふみの街
西尾」としました。
【日本茶にかかる切手】
≪産業図案・普通切手≫
1茶摘み(1949年11月発行)
≪日本茶800年記念・記念切手≫
茶の花と花器(1991年10月発行)
丸型ポストフェスティバル 2018 in ふみの街 西尾
2008年2月17日、西尾市幸町の井桁屋公園に抹茶色の「おもてなしまごころポスト」が誕生しました。丸型ポスト写真家の庄司巧さんのご尽力で旧佐久間中学校より譲渡され、市役所と商工会議所と西尾郵便局のご協力のもと設置されたものです。
西尾の植木組合の皆様には緑のポストに合わせて三河黒松などの植栽をご協力頂きました。除幕式直後に投函してくれた西尾小学校五年生の生徒さんたちが成人式を迎えた今年、十周年となります。
昭和二十年代、西尾市平坂町の伊藤鋳造さんで丸型ポストが造られていたこともあり、市内にはまだ10基以上の丸型ポストが活用されています。
今年3月17日には全国の丸型ポストの関係者にお集まり頂き、松鶴園二階の美空間「松遊」で第4回目の丸型ポストフェスティバルを開催します。
ギャラリーには各地のポスト写真や貴重な郵便玩具、ポストのある絵画などを3月15日から18日まで展示致します。
18日には井桁屋公園で記念イベントを開催します。カラフルポストの先輩「幸せの黄色いポスト」のある宮城県大崎市の伊藤市長も来て下さるそうです。また、1月27日から岩瀬文庫
企画展示室で所蔵品の夏目漱石、坪内逍遥、伊藤博文、渋沢栄一、など著名人の書簡や『役者手紙帖』『遊女案文』などの古書も展示して頂きます。
寺津八幡社 神主であった渡辺政香は江戸末期「八幡書庫」を設立しています。「書」を「ふみ」と読み「言だまのさきあふ国のふることも ふみなかりせば
いかにつたえん」と詠んでいます。渡辺政香に感銘を受け、岩瀬弥助は明治41年に独力で岩瀬文庫を開設しました。稀覯本を数多く所蔵する文庫として世界中に知られています。
「おもてなしまごころポスト」十周年を記念して「ふみの街 西尾」を誇り高く発信したいと思います。
【抹茶ポストの、お化粧なおし(塗装)】
丸型ポストフェスティバル 2018 in ふみの街 西尾
【日本郵政公式の小型印(原図)】
意匠;「おもてなしまごころポスト」と、抹茶のおもてなし(ふみの街西尾)。
≪西尾郵便局・風景印≫
意匠;茶壷と三河万歳
(昭和35年12月15日使用開始)
≪ 井桁屋公園・抹茶色の
「おもてなし・まごころポスト」 ≫
丸型ポストフェスティバル 2018 in ふみの街 西尾
【おもてなしまごころポスト】 (作;斎藤吾朗画伯)
“赤絵”(=赤を色調とした絵画)で知られる斎藤吾朗画伯の作品を紹介します。
抹茶ポストを前に、野点でおもてなし。斎藤画伯似(??)の主人と吉永小百合さん風の和服美人……
西尾市は、抹茶生産・日本一なのに宇治茶などに化けてしまうので、もっと宣伝しようと、抹茶色ポストを設置しました。
葉書の語源も多羅葉という葉にお経を書いたことが始まりだそうで、緑のポストとの関連を深めたいと思います。
≪茶碗の中はお茶の文化圏≫
絵画の手前に描かれているおもてなしの抹茶の椀の中には、日本、朝鮮半島、中国の地図があります
≪斎藤吾朗画伯と、松鶴園にある抹茶色の丸型ポスト≫